EOS R6に物欲ムラムラ [Camera]
EOS R5/6が登場.いよいよCanonが本気を出してきた.個人的にはR6かな.画素数は2000万画素あれば十分(本当は3000万画素ぐらいが良かったが…).それ以上だとPCのスペックアップも必要かな.基本スペックはR5/6共にほぼ同じ.手ぶれ補正もボディ側に内蔵.最大8段はEーM1シリーズを超えた.画素数を抑えた事により高感度耐性も期待できる.(動画は撮らないからR5は自分にはオーバースペックかな.)
一番気になるAF性能はもうしばらくネットのレビュー等を見ないとなんとも言えないが,CanonならOLYMPUSよりはいいでしょう.特に鳥瞳AFは注目.早くレビュー動画を観てみたいな.OLYMPUSも鳥に対応するAF開発を発表しているし,SONYも動くでしょう.特に鳥は小さいし,瞳となるとさらに小さい.測距点の細かさが肝となる.各機の位相差の測距点はE-M1X 121点,α7III 693点,R6についてはデュアルピクセルAFなので,理論的には全画素が位相差検出となる.Canonが一歩,いや数百歩リードか.Canonの動画を見ると結構いい,いや凄くいい(1:05から鳥瞳AFが見られます).今年は鳥瞳AFがトレンドとなりそうで,注目ですね.
Canonは今回レンズも発表,注目は100ー500mm.一眼レフ用レンズでは400mmまでであったが,500mmまで伸ばしてきた.にもかかわらず軽量.エクステンダーにも対応しているが,後ろ玉の関係で300-500mmの間でしか使えないのはご愛嬌か.
ここでCanonで一番気になっているのはAPS-Cセンサーのミラーレスカメラの扱い.EOS-Mがそれにあたるのだが,マウントが違う.RFマウントで7Dの様なカメラが出てくれると嬉しいのだが,この点についてはなかなかメーカーもはっきり言わないだろうし,悩むところ.
今年はコロナの影響で夏休みも近所でブラブラになりそうだ.慌ててカメラを購入する必要もないし,しばらくはネットでの情報収集となりそうだ.購入は自分へのクリスマスプレゼントかお年玉か.
(追記)
上の動画ですがCanonのもので,最後に「映像はイメージです」とあるので鳥の瞳をAFフレームが追いかけているのもイメージとして作られたものかもしれませんね.やはり第三者のレビューを待つしかないようです.
医療体制逼迫していない… [時事]
このブログの趣旨からは外れるが,ちょっと気になるし,ちょっと不安だし,ちょっと頭にきたので記事にしました.鳥やカメラとは関係ないので,興味のない方はスルーしてください.
東京では新規コロナ患者数が増加と一途.ついに9日には新規患者数最多を更新.10日も連日で最多更新.
それでも緊急事態宣言は出さず,行動制限措置の解除を止めず,むしろさらに推し進めている.その理由として医療体制に余裕があるから.ちょっと違和感を感じるな.医療体制が逼迫するまで経済優先で患者が増えようがお構いなしか?
わざわざ逼迫するまで待つ必要なんかない.もうすでに医師,看護師,医療施設スタッフは身体的,心身的にもう限界だ.都内の大学病院では看護師400人が退職を希望しているとニュースが流れた.もちろんコロナだけの理由ではなく,経営陣に対する不満などいろいろとあるのだろう.
大体,医療体制というがコロナ患者収容ベッド数だけで判断されても困る.一般病棟の潰しコロナ用に変更していたり,スタッフを動員しているだけで,他疾患の患者へのしわ寄せとなっている.ベッド以外にもレスピもコロナ優先となり,一時は通常の手術さえ延期されていた.中国のように数日で病棟を作り物理的にベッドを増やせばいいかといえば,それも違う.医師などスタッフがいなければ,どうしようもない.急に医師の数を増やすことはできない.コロナ収容ベッド数が空いているから「医療体制は逼迫していない」とは現場の状況が全くわかっていない.紙上の数値だけで判断するなど,まさに官僚的なのかな.西村大臣とやらは官僚出身だった.思わず納得!
医療体制云々はあくまでも治療体制のことであり,新規患者数の増加を抑えることとは違う.患者数を抑えるにはやはり行動制限やソーシャルディスタンスやマスクの着用など個人の取り組みなどが必要だ.その努力の結果をしても患者数が増えたときに医療の出番となる.
その行動制限をどうするかは最終的には政治的判断となろう.しかし今の政府はどうしても経済優先.西村大臣はもともと経済再生担当で、今回新型コロナ対策担当を兼務している.通常なら厚労大臣が担当すべきだが,初期対応の不味さから加藤大臣の信頼はガタ落ち.そこで経済とのバランスから西村大臣が選ばれたのではないかと推測する.その西村大臣の緊急事態宣言の時の第一声は「2週間様子を見ましょう」.宣言解除後の行動制限解除もそれこそ「前のめり」.バランス感など全く無し,とにかく経済優先な感じだ.国民の健康や生命より株価上昇の方が重要な人なんだろう.こんな人にコロナ対策担当を任せておいて大丈夫なのだろうか.
そして最終的にそのしわ寄せが来るのが医療現場のスタッフであり,国民である.すぐに緊急宣言の再発令はしなくても,行動制限措置の見直しなど必要ではないだろうか.それどころか呆れたのは国が率先して感染拡大を推し進めようとしている.その名は「GoToトラベルキャンペーン」.この国の政治家や官僚はどうかしているとしか言いようがない.テレビでアメリカのトランプやブラジルのボルソナロ大統領を見て,どうしようもないリーダーだ,両国民が可哀想と思っていたが,今や自身に降りかかってきた感じだ.
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OLYMPUSの行く末 その四 [Camera]
OLYMPUSはED150-400mmF4.5 1.25× PROの開発続行を明言.当初はこのレンズの購入を考えていた(勿論値段次第ではあるが).しかし身売り報道で開発はストップすると思っていただけに逆転ホームランの気分.ただ気になるのはやはり価格.相当高くなりそう.OLYMPUS(後継会社)のm4/3の行く末がはっきりしないなか,高額のレンズを購入するのは躊躇してしまう.
Canonが600㎜F11,800㎜F11といったスペックのレンズをだすらしい.今までの超望遠レンズといえばF4クラスで重く高額なため,プロやハイアマチュア向け.それほど本数が出るわけではない.一方,SIGMAやTamronの低価のズームレンズは600mmクラスでF6.3とひかえめにして,軽量低価格戦略で売れているようだ.鳥撮でもこのクラスのレンズをよく見る.アマチュアユーザーがみなプロ用機材が必要とするわけではない.やはり軽量低価格がいい.CanonのRレンズは,まさにそこをついてきたレンズといえよう.
今回のOLYMPUSの150-400mmは逆行しているように感じる.受注生産になると思うが価格次第では売れず,肥大化したE-M1Ⅹのように失敗するのではないか心配だ.再起に向けて出発早々つまづかなければいいのだが....
さらにこのレンズに合ったさらに高性能カメラは今後出てくるのだろうか.特にAF性能が向上した裏面位相差センサー搭載のE-M1mkIV(仮称)がでるかどうかだ.購入については現状では暫く様子見かな.
むしろProシリーズではないED100-40mmF5-6.3ISの方が気になる.同じようなスペックでSIGMAから一眼レフ用レンズが出ているが1160g,m4/3なのでもう少し軽量となると期待したい.気軽に鳥撮にはちょうどいい.ED75-300mmF4.8-6.7IIの買い換えとして期待している.
さらにちょい前から噂が出ていた100mmクラスのマクロレンズ.PROシリーズで出すので期待したい.やはりOLYMPUSの十八番はマクロでしょ!
この2本は購入決定!身売りしてからも,どんどん魅力的なレンズを出してほしいですね.
カメラでも鳥認識AF対応のファームアップ開発を発表した.ただし対応機種はE-M1Xのみ.インテリジェント被写体認識AFに追加する形らしい.インテリジェント認識AFは現行機では1Xのみなので仕方ないが,次期E-M1mkIV(仮)には是非搭載してほしい.
身売り後もどんどん積極的に新製品を出して欲しい.その一方で経営を考えると,今後も市場はさらに縮小いくだろう.スマホに対してカメラはニッチ産業と呼ばれるようになるかもしれない.また趣味性が強くなるだろう.そのような状況でどう高収益性を出していくかが問題となる.OLYMPUSという企業は商品開発の発想や技術力は素晴らしいものを持っている.むしろニッチ産業となった時にこそ本領発揮するのではないだろうか.もうしばらくはOLYMPUSで行こう.待ってますよOLYMPUS!頑張れOLYMPUS!
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