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OLYMPUSの行く末 その四 [Camera]

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OLYMPUSはED150-400mmF4.5 1.25× PROの開発続行を明言.当初はこのレンズの購入を考えていた(勿論値段次第ではあるが).しかし身売り報道で開発はストップすると思っていただけに逆転ホームランの気分.ただ気になるのはやはり価格.相当高くなりそう.OLYMPUS(後継会社)のm4/3の行く末がはっきりしないなか,高額のレンズを購入するのは躊躇してしまう.

Canonが600㎜F11,800㎜F11といったスペックのレンズをだすらしい.今までの超望遠レンズといえばF4クラスで重く高額なため,プロやハイアマチュア向け.それほど本数が出るわけではない.一方,SIGMAやTamronの低価のズームレンズは600mmクラスでF6.3とひかえめにして,軽量低価格戦略で売れているようだ.鳥撮でもこのクラスのレンズをよく見る.アマチュアユーザーがみなプロ用機材が必要とするわけではない.やはり軽量低価格がいい.CanonのRレンズは,まさにそこをついてきたレンズといえよう.

今回のOLYMPUSの150-400mmは逆行しているように感じる.受注生産になると思うが価格次第では売れず,肥大化したE-M1Ⅹのように失敗するのではないか心配だ.再起に向けて出発早々つまづかなければいいのだが....

さらにこのレンズに合ったさらに高性能カメラは今後出てくるのだろうか.特にAF性能が向上した裏面位相差センサー搭載のE-M1mkIV(仮称)がでるかどうかだ.購入については現状では暫く様子見かな.

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むしろProシリーズではないED100-40mmF5-6.3ISの方が気になる.同じようなスペックでSIGMAから一眼レフ用レンズが出ているが1160g,m4/3なのでもう少し軽量となると期待したい.気軽に鳥撮にはちょうどいい.ED75-300mmF4.8-6.7IIの買い換えとして期待している.

さらにちょい前から噂が出ていた100mmクラスのマクロレンズ.PROシリーズで出すので期待したい.やはりOLYMPUSの十八番はマクロでしょ!

この2本は購入決定!身売りしてからも,どんどん魅力的なレンズを出してほしいですね.

カメラでも鳥認識AF対応のファームアップ開発を発表した.ただし対応機種はE-M1Xのみ.インテリジェント被写体認識AFに追加する形らしい.インテリジェント認識AFは現行機では1Xのみなので仕方ないが,次期E-M1mkIV(仮)には是非搭載してほしい.

身売り後もどんどん積極的に新製品を出して欲しい.その一方で経営を考えると,今後も市場はさらに縮小いくだろう.スマホに対してカメラはニッチ産業と呼ばれるようになるかもしれない.また趣味性が強くなるだろう.そのような状況でどう高収益性を出していくかが問題となる.OLYMPUSという企業は商品開発の発想や技術力は素晴らしいものを持っている.むしろニッチ産業となった時にこそ本領発揮するのではないだろうか.もうしばらくはOLYMPUSで行こう.待ってますよOLYMPUS!頑張れOLYMPUS!

タグ:OLYMPUS
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