E-M1第一印象 結局… [Camera]
とにかく小型軽量.その恩恵は大きい.二俣新町駅到着しバス時刻表を見るとバスは出たばかり.歩いて三番瀬まで行くこととした.CanonのEF500/4Lを背負ってだと到着することにはヘトヘトだが,気持ちいいトレッキング気分.さらに今回手持ち撮影で三脚も持っていかなかったので気軽な撮影には持ってこい.しっかり撮影したいと三脚を使うにしても,現在より1ランク下のもので十分.三脚も軽量化ができる
それでいてMZD75-300IIとの組み合わせで35mm判換算で600mmの焦点距離となり,それも手持ち撮影が可能とは夢のようだ.画質も十分満足できるもの.さらに機動性もアップする.正直いって,もうEOS7DとEF500/4L,さらに大型三脚は必要ないのではないかと思ってしまうほど.実際出番はグッと減るでしょう.そんな予感がします.
今までマイクロフォーサーズで気になっていたのがAFスピードと精度.スピードはE-M5の時から一眼レフに近づいてきた印象を持っていたが,さらに向上している.精度についてはときどき迷ったりする.もうひとがんばりほしい感じもするが,実用的には十分だ.追尾や連写についても随分向上してきたと感じた.E-M3(仮称)の頃には一眼レフに追いつくか追い越してしまうでしょう.
今回確認していないのが暗い環境でのAF性能.以前E-620を使っていた頃,薄暗い林の中では全くAFが機能しない.Canonならこの程度はへっちゃらといった程度の暗さでもダメダメ.それ以降OLYMPUSカメラのAFはいまいち信頼できない.E-M1はどうだろう.この点も宿題として残った.
もう一つどうしようもない欠点がEVF.どうあがいてもリアルOVFにはかなうわけありません.表示のタイムラグのさらなる短縮化に期待した.機能的にはEVFは露出状況やアートフィルター効果などの確認できるなど長所もたくさんあるのだが,やはりOVFは捨てがたい.いまでも統合には否定的だ.
いろいろ文句はあるが全体として合格点.あと問題はレンズ.MZD75-300IIの望遠側F6.7はどうしようもない.描写は(F8に絞って撮影しているが)想像以上に素晴らしい.400mmクラスの明るい単焦点,少なくともF4が出れば,鬼に金棒ではないか.CanonからOLYMPUSに完全移行もありうるかもしれない.(Canonからの完全撤退はないだろうな.OLYMPUSの将来もまだまだ予断を許せません.いろいろありましたもんね)
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2013-10-14 13:41
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