EOS Mちょこっと触ってきた

この間撮影中にPanasonicのLUMIX G45-200/4-5.6のフードを落としてしまった．ヨドバシにいったが，もともとカタログに載っていない商品で完全取り寄せらしい．1週間で到着．早速ヨドバシに取りにいった．そんなことはどうでもよくて，ヨドバシにいった際EOS Mが展示してあったのでちょこっと触って見た．

何ということでしょう．AFが滅茶苦茶遅いではありませんか．満を持して出したCanonのミラーレスにしてはトホトホな感じ．位相差AFとコントラストAFを組み合わせたハイブリッドAFはどうしたんだ．静物ならいいが，動体は完全にダメダメのようです．設定の問題かと思い，スタッフに聞いてみると『他社と比較して完全に遅いですね．』だって．まあこの点についてはソフト的に改善の余地はあるだろう．今後ファームウエアのバージョンアップでAFが早くなることに期待したい．

それにしてもこんな中途半端な代物を出してくるなんて，まるでAppleのMapのよう．ちょっとユーサーはバカにされているような気分だ．

それにやはりEVFが付けられないのは腑に落ちない．レンズも少なく，今後のレンズラインナップのロードアップも出さない．EFレンズという資産があるから大丈夫．マウントアダプターでEFレンズを使えということらしい．

とはいってもカメラとレンズの大きさのバランスを考えるとどうなんだろう？TVCMで木村カエラが観覧車の中から望遠ズームの白レンズ（70-200mmF2.8？それともF4？かな）を構えて撮影するシーンがあったが，あれでは手ぶれしまくりだろう．両腕はしっかり脇に付け，顔をつけてファインダーをのぞく，両腕と顔の3点保持が基本．CMでは両腕を中途半端に伸ばし（背面モニターを見るため）顔も離れていてホールディングが不十分．やはり覗くファインダーが必要だと思う．でなければミラーレス専用の小型軽量の望遠レンズをそろえるべきだ．

EOS Mは見切り発車のような気がしてならない．ユーザーがミラーレス！ミラーレス！と騒ぐため，しかたなく前倒しで発表したのでは．（EFレンズの発表するが発売は延び延びなのとは対照的だ．）今回のEOS Mはスルーするが，将来的にはサブカメラとして気になるシステムだけに，Canonには頑張ってもらいたい．

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