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小笠原雑記2. [Camera]

今回硫黄三島クルーズへの参加は初めての本格的な海鳥撮影であった.
おが丸からの撮影で,大型船がどこまで島に近づけるか,逆に鳥が船に近づくのか分からず,機材の選択には最後まで悩んだ.

カメラはAPS-CサイズセンサーのEOS7D.問題はレンズの選択.500mmレンズも検討したが,デッキで動き回ることを想定して300mmに落ち着いた.TAMRON SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USDを基本に機材を考えたが,もう少し焦点距離を稼ぎたいのでエクステンダーの使用を考えEF300mmF4Lも持っていった.(Tamron70-300(A005)にはエクステンダーが付かない.)

結果としてほとんどEF300mm+1.4×エクステンダーで撮影した.やはり300mmのみでは不十分.ただ所有のEF300mmF4は旧型で手ぶれ補正機構はついてない.今回凪であったがそれでも揺れる.AFフレームは中央固定で撮影したが,なかなか被写体を中央に据えるのが大変であった.やはり手ぶれ補正機構搭載のレンズで少しでも被写体の動きを減らしたい.一脚使用もいいかも.

また500mmでは三脚が必要で場所とりが大変と分かった.一度陣取るとほとんど移動はできない.そう考えると手持ち撮影の方がいいようにも思える.ただ被写体までの距離からいえば500mm以上のレンズが欲しい.
また三脚使用については船のエンジンの振動が伝わってしまう.エンジンの振動の周波数に対しレンズの手ぶれ補正機構は有効なのだろうか?逆効果になってしまうことも考えられるが,ネットで見る限り皆さん綺麗な写真を撮られているのであまり気にしなくてもいいのかな.

今回の教訓から400mmクラスのレンズに1.4×エクステンダーで手持ち撮影が理想かな.最近噂のEF100-400mmの後継レンズに期待した.EF400mmF5.6の後継レンズがでればもっといいかも.

(いつものことですが,今回の写真ファイルに掲載の写真は断りがない限りトリミングはしていません.)

とにかく大きく被写体を捉えたいなら500mm以上は必須.それでも画面いっぱいには無理.さらに海の状況によっては撮影は困難であろうから,やはり手持ちのシステムもサブとして用意するといい.

カツオドリは船とすぐ近くを飛んだりする.広角で狙うのもいいだろう.コンパクトデジカメでもいいから用意することを勧める.

(E-M5 MZD ED12-50/3.5-6.3:12mm(35mm判換算24mm)で撮影.トリミング無し)
30.jpg

後は北硫黄島.
(E-M5 MZD ED12-50/3.5-6.3:17mm(35mm判換算34mm)で撮影.トリミング無し)
0430.jpg

(E-M5 MZD ED12-50/3.5-6.3:12mm(35mm判換算24mm)で撮影.トリミング無し)
0447.jpg

次回硫黄三島クルーズに参加を考えている方の参考になれば…

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