Tamron 90 MACROがいよいよ発売へ．結構早かったですね．

いよいよ新Tamron90MACROが発売．Canon EFマウントは11月22日に発売予定だ．これで100mmクラスマクロレンズがCanon純正，SIGMA，Tamronと出そろった．現所有レンズは3世代前の72E．AFはギガギガうるさく遅い．もうそろそろ買い換えかなと思っていた．（Tokinaについては手ぶれ補正が搭載されていないなどスペック的な違いがあり，今回の購入候補リストからは外した．）

	Canon	SIGMA	Tamron	Tamron	Nikon
	EF100/2.8L Macro IS USM	MACRO 105/2.8 EX DG OS HSM	SP 90/2.8 Di MACRO VC USD(F004)	SP AF 90/2.8 MACRO(72E) （所有レンズ）	AF-S VR Micro-Nikkor 105/2.8G IF-ED （参考）
レンズ構成	12群15枚	11群16枚	11群14枚	9群10枚	12群14枚
最小絞り	32	22	32	32	32
フィルター径	67mm	62mm	58mm	55mm	62mm
絞り羽根	9枚	9枚	9枚	9枚	9枚
サイズ (mm×mm)	77.7×123	78.3×126.4	76.4×122.9	71×97	83×116
重量	625g	725g	550g	403g	750g
実勢価格	86800	57800	（71800）	ー	89800

3社モデルともほぼ同じようなスペックだ．

光学系を見るとTamronは蛍石に近い性能を持つXLDレンズを採用している．でも各社から発表されているMTFを見るとほとんど同じように見える．（若干Tamronが優位か）

AFは超音波モーター，インターナルフォーカス，フルタイムマニュアルフォーカスは3社モデルとも同じだ．実用レベルではあまり違いはないだろう．使いやすさも慣れてしまえば…

手ぶれ補正も搭載．ここはやはりCanonのハイブリッド手ぶれ補正が注目かな．ただマクロでは手ぶれ補正機構の効果はあまり期待できない．そう考えると3モデルとも同じようなものだろうか．

アウトドアで撮影するなら防滴構造はありがたい．Canonは採用している．Tamronは簡易防滴構造を採用．残念ながらSIGMAは不採用．

フィルター径もTamronが58mmと小さい．ちょっとしたことだが，フィルターも径が小さい方が安く，お財布に優しい．

デザインでは個人的にはSIGMAが格好いいかな．Canonも純正でいい．Tamronの金色リングはどうも好きになれない．昔のMFの頃のTamronレンズは格好良かったな〜．

携帯性ではSIGMAが一番重く，Tamronが一番軽い．Nikon純正も参考にするとCanonも結構健闘しているといえよう．

価格は今日のマップカメラのもの．Tamronは発売前なので予約価格．発売して少し経てば6万円ぐらいになるのでは．（希望的観測ですが．）

こう見てくるとやはり最新のTamron90が一番かな．Canon純正も捨てがたい．この2本のどちらかで決定でしょう．あとはネットのレビューが出てくるのを待ちましょう．

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