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OLYMPUSもフォーサーズやめてフルサイズにしたら. [Camera]

今回のphotokinaではフルサイズセンサー機が目立った.
Canon,Nikonともに小型フルサイズ一眼レフを投入してきた.Sonyはα99を発表し,さらにコンデジにフルサイズセンサーを搭載した.今後さらにフルサイズ化は進むだろう.元々現在のデジ一眼レフシステムはフィルムカメラシステムからの移行で現状マウントのイメージサークルは35mm判フルサイズ仕様になっている.センサーは大きい方が画質がいいのはわかっている.ならばイメージサークルいっぱいのフルサイズセンサーを搭載するのは自然な流れだ.さらにコンデジにもフルサイズが搭載され(価格次第だが)数も出るようになればセンサー価格はさらに下がるだろう.普及のスピードはさらに増すだろう.

インタビュー記事では,具体的な計画はないにしろPentaxはフルサイズ一眼レフの開発に前向きのようだ.富士フイルムのXマウントのイメージサークルもフルサイズに対応できるらしい.ただレンズに制限があり現状ではフルサイズ機はないだろう.しかし富士フイルムもフルサイズ機には興味を持っているようだ.SONYはEマウントのままでフルサイズセンサー搭載のビデオカメラを製品化し,NEXのスティルカメラでもフルサイズ化の可能性が高まった.RX1にEマウントを付ければすぐにでも製品化できそうだ.

そうなるとフォーサーズセンサーは取り残される形になる.フォーサーズマウントはデジタル専用に開発されたマウントでイメージサークルもフルサイズに対応していない.APS-Cとフォーサーズなら大きさの差による画質の差はそう感じない.今までの画質の差はPanasonic製センサーがいまいちであったため,OM-DのSONYセンサーではむしろ一部のAPS-Cカメラより画質が良かったりする.しかしさすがにフルサイズとフォーサーズではサイズの差が大きく,画質の差につながる.今後フォーサーズ一眼レフはやはり淘汰されていくだろう.

すべてをフォーサーズサイズセンサーでいくのは不可能だ.いっそのことOLYMPUSも35mmフルサイズの新マウントの新システムを開発したらどうか.いやOMマウントを復活させ電気接点を新設し,新AFレンズを開発したらいい.以前はカメラボディ内モーターの駆動をレンズに伝える必要があったが,レンズ内モーターではマウントに電気接点だけあればいい.OMマウント復活も夢ではないだろう.OLYMPUSのことだ,きっと魅力的なシステムを開発できるだろう.『デジタル版宇宙からバクテリアまで』平成の米谷氏は現れるだろうか.

いやいや思い切ってLeicaのSシリーズにのっかるのはどうか.フルサイズ以上のセンサーで他社と一線を画すのもいい.

しかしマイクロフォーサーズも安泰とは言えない.ミラーレスでもフルサイズ化の波が襲ってくる可能性があり油断はできない.そうなるとフォーサーズセンサー唯一のセールスポイントの軽量・小型もフルサイズセンサー搭載のRX1など見る限りマイクロフォーサーズの大きなアドバンテージがあるとは言えない.

フォーサーズサイズを使用するミラーレスは今まで以上に小型化に注力し,一眼レフはフルサイズ,ミラーレスはフォーサーズサイズと違いを明確化した方がスッキリする.そのためにもマイクロフォーサーズボディでフォーサーズレンズをストレスなく使えるハイブリッドカメラの開発が必要だ.

ただ今のOLYMPUSにはそこまでの体力はないか.ちょっと寂しいな.

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