OLYMPUS E-M1が発表とともに一眼レフフォーサーズが終了

E-M1が発表となった．ここ数日流れていた噂通りのスペック．同社のフラッグシップ機となるようだ．

像面位相差AF，ローパスフィルターレス，新画像処理エンジン，Wi-Fi機能も設定変更が可能となったなど盛りだくさん．デザインも心配していたが結構いい感じ．表面は梨地加工，張り革もいわゆる革模様で高級感がある．三角屋根もE-M5よりスッキリしたデザインのように見える．グリップの後から付けたようなデザインが心配であったが，ネットにあがっている写真でははっきり写っているものがない．この点については実機を見なくては何とも…

あとは像面位相差AFを搭載した新センサーの画質が気になるところ．それとフォーサーズレンズ使用時のAFスピードと精度．このE-M1発表とともにフォーサーズはマイクロフォーサーズに統合されると発表された．

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統合？要するに終了でしょ．何年もカメラもレンズも新製品を出さずに来て，今さら統合ってどうゆうことよ．もちろんE-7（仮称）の開発はしていたみたいだけど，散々期待させておいて今後はフォーサーズのカメラもレンズも開発しませんと来た．OM終了の時もそうだった．もうちょっと早くスッキリさせられなかったのか．

OLYMPUSにも言い分があるだろう．実際フラッグシップ機として一眼レフ機とミラーレス機を並行して開発していたようだ．しかし検討の結果ミラーレスが優位と判断したそうだ．えっ？ちょっと違うでしょ．一眼レフとミラーレスは全く別物．両方出すべきだろう．欧米ではミラーレスより一眼レフの方が人気のようだ．将来は一眼レフはなくなるかもしれないが，まだ先のこと．今やめるべきではないだろう．しかし今のOLYMPUSでは無理か．菊川のバカ野郎！！！

一眼レフのないカメラメーカーなんてSONYやPanasonicのような電気屋と同じレベルに落ちてしまったようで格下のように見えてくる．もちろん個人的な印象です．SもPも，Casioなんかもいい会社ですよ．でもやっぱりOLYMPUSは光学メーカーなのだ．カメラ屋なのだ．電気屋とカメラ屋では考え方が違うように思う．一眼レフを開発する技術力がありながら製品を出せないなんて，なんか寂しい．技術者達はもっと寂しいだろう．（お願いだからSamsungへは行かないで．）光学メーカーとしてのOLYMPUSの終焉のような気分．何だかこのままSONYに吸収されちゃうような気もしてきた．

ところで一眼レフって本当に消えてしまうのでしょうか．10年後？，50年後？逆にミラーレスが全盛となればなるほどOVFが見直されるんじゃないかな．いったんOVF開発を止めてしまったら，もう戻れない．とにかく残念で仕方がない．もう二度とあのときのOLYMPUSには戻れない．

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