OLYMPUS M. ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4-5.6

少し前にMZD9-18を購入．なかなか持ち出す機会がなかった．TAMRON SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USDの試写の前にMZD9-18の試写．カメラはE-P2．

午後少し時間があったので渋谷で撮影．残念ながら天気はどんより．（せっかく『ZUIKO』を持ち出したのだから青空のもとで撮りたかった）

とにかくコンパクト．MZD14-42と同様沈胴式のためだ．レンズを撮影状態にセットすると鏡筒が伸びるがMZD9-18は2段，MZD14-42は3段の鏡筒となる．MZD14-42はずんぐりした感じだが先端の3段目は結構細く格好もいまいち．フードもちょうどいいものがない．MZD9-18はMZD14-42と比較してしっかりした作りだ．フードは角形．広角ズームとしてはPanasonicの7-14mm F4のように花形が主流だが，ややクラシカルなこの角形フードは逆に新鮮で結構気に入っている．

フィルター径は52mmでMZD14-42の40.5mmフィルターよりは入手しやすい．MZD14-42では伸びた2，3段目がズーミング，AF時に回転するのでPLフィルターを使用しているときは不便だ．MZD9-18ではその心配はない．

AFについてはMZD14-42と比較して静かで高速だ．動作音の静かさは超音波モーターのようだ．（MZD14-42がうるさいわけではない．ただ動画では問題になるだろう）

画質は予想以上に優秀．解像感はまあまあ．周辺の画質もなかなか．色収差も気にならない．周辺光量の低下もあまり感じられない．歪曲も十分補正されている．ただこの点はカメラ内で補正されているのだろう．

最短撮影距離は25cm．公園の花壇でミツバチを撮影してみた．ミツバチの大きさだと物足りない写真になってしまうが，もう少し大きめの被写体なら結構おもしろい写真が撮れそうだ．

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